非常勤講師をしていました

お久しぶりとなってしまいました。
元気に春、夏と過ごし、やっと先日ワクチン1本目を接種できました。
油断せず、自分と自分の周りの大切な人を守る行動を心がけたいと思います。

ご無沙汰していた春夏ですが、ご縁あり、大学のフードコーディネートという授業の
「非常勤講師」という任務に没頭していました。
人に教える、という事自体初めてで、準備の段階からあたふたしていました。
時間に余裕はあるのだけど、「大学生」という年齢の方と接することも日ごろないですし、
話し方ひとつにとっても、何が正解?どんな感じが聞きやすいのかな?と模索の日々。

それはもう用意周到で向かう、それに尽きる!と、あれこれ手探りでとにかく沢山準備して。
10用意しても、きっと授業で私が説明できるのは4くらい、それでよし。
というくらいの大らかな気持ちでないと、余裕をもってないと、きっと受講される方も
質問しにくいよね、、、と。

余裕はないけれど、「私が授業をさせてもらう意味」は見出さなくてはいけない、
という想いはブレないように。
フードスタイリストとして現場で動いているものとして、これから社会に出ていく大学生に
知っておいてほしい知識や基本的スキルは学んでほしい、という想いで授業構成しました。

なるべく講義は最小限にし、実際に手を動かしてもらう時間を最大限に。
これは実際に学生さんに実践してもらったフードコーディネート。

学校内のルールもある為、メニューやお題は決めさせてもらいましたが、
チームに分かれて、意見を出し合いながら、お題にあうフードコーディネートを考えてもらっている場面。

関係ないけど~、学校のパーケットフローリングってやっぱ素敵ですよね。(急…)

前期のみの授業でしたが、大学の先生方にもとてつもなくお世話になり、改めて講師という立場でしたが
私自身が沢山勉強し学ばせていただいた貴重な半年間だったなと、感謝の気持ちでいっぱいです。

近頃は、ふと、受講してくださった学生の皆が元気に学校に行ってるかな?
就職活動頑張ってるかな?決まったかな?と気になりつつも、このような状況ですが、
一生に一度しかない大学生活という貴重な青春時期を、有意義に大切に、楽しく過ごしてほしいと切に願っています。

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